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     スタッフ秘蔵の小話を綴る情報満載ブログ!!
スペインを代表する銘工、久々の来日!

よっしーの裏庭にお越しの皆様、ご無沙汰しております、吉田です。
東京は昨日とは打って変わって初夏のような素晴らしい陽気。ご来店されたお客様も口々に「今日はいい天気だね」と仰います。お店でも今日はクーラーをやや強めに、しかし湿度には充分に気を使いながら、お越し頂けるお客様をお迎えしておりました。でもこれからまたあの梅雨が来てしまうんですね。全くこの季節の変わり目というものは、ギター愛好家にとっては少なからず神経を使わざるを得ない時期です。お手元の楽器、もし心配でしたらいつでもメンテンナンス・点検いたします、どうぞお気軽にお持ち下さい。

というわけで急ですが、スペインを代表する銘工 パウリーノ・ベルナベ Paulino Bernabe 氏の来日イベントが決定致しました!ベルナベ氏といえば、まずは誰もが思い浮かべるであろうあの ナルシソ・イエペスが使用していた10弦ギターだと思いますが、実はこの方、スペインのギター製作史において20世紀後半の重要な流れを文字通り牽引してきた重要な作家です。

先代のベルナベ氏(1932~2007) は自らもやはりギターを嗜んだ方だったそうですが、1950年代に 有名なホセ・ラミレス工房にはいり、60年代には同工房の職工長となります(この時期に製作された PBのイニシャルスタンプがはいいたラミレスギターは、名品の名をほしいままにしています)。このホセ・ラミレス工房とスペインギターの歴史全体との相関はものすごく面白いのですが、あまりに長くなってしまいますのでここではカットさせてください。

その後1969年の独立、1972年にイエペス生涯愛用の楽器を製作、1974年にはミュンヘンの国際工芸展にてGold medal を獲得しまさに国際的な名声を得るに至ります。

それぞれの時代の作を見てみますと、一貫した美学を持ちながらも、決して一つの型に安住しない精神が感じられ、実はかなり斬新なことも試みてきていることがわかります。そして素晴らしいのが、その挑戦の成果がいつも最上の形で楽器として結実している事です。これこそまさに名工の仕事と言えると思います。

ではその楽器はどのようなものなのか、これは私の主観ですが、それは他に例のない「豪華さ」だと思っています。この「豪華さ」というのを身にまとったギターというのは、実はそんなにありません。ラミレスがやや近い感じですが、彼らが目指したのは「美しさ」のほうで、「豪華さ」とはまた異質のものです。それはもっといいかえればある種の「貴族性」といってもいいかもしれません(これもハウザーにも少し当てはまりますが、彼の楽器はずっと素朴です)。絢爛にして豪壮な響きが、下品になる一歩手前のところで全体のバランスを支え、強固で凛とした身振りで音を発します。そしてそのひとつひとつの身振りの繊細なこと!そう、実はベルナベのギターは大変な繊細さを備えたギターでもあるのです。それはちょっと突飛な例えをすれば、ルキノ・ヴィスコンティの映画とその登場人物のようなものです(例えば「地獄に堕ちた勇者ども」のヘルムート・バーガー)。

どうです?こんなギターってなかなか無いと思いませんか?

その銘工、久々の来日です。先代亡きあとベルナベ工房を継承したベルナベJr 氏(写真)が当フロアにも来店予定。もし少しでもベルナベギターに興味がでてきたら、ぜひお越し頂き本物を試してみて下さい。既にベルナベギターをお持ちの方がいらっしゃったら、今回本人によるクリニックを開催予定ですので、ぜひこの機会に製作家本人に愛用の楽器を診てもらって下さい(参加無料 10名限定要予約)。

クリニックお申込みはお電話またはE-mailで。

ちなみに念のため、ベルナベ本人は「貴族」でもなんでもない、普通のスペイン人の職人です。


ギターももちろんですが、どうぞ皆様お身体にはくれぐれも気を付けて。

それではまた

吉田でした。







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 まさに「衝撃」のライブ!西田武史さんの演奏。

よっしーの裏庭にお越しの皆様、いつも有り難うございます、クラシックフロア責任者の吉田です。
さて先日こちらでお伝えいたしました、西田武史さんのインストアライブが 5/5(土) 当フロアにて開催されました。おそらくほとんどの方が西田さんの演奏を聴くのは初めてではなかったかと予想するのですが、それは来場されたかたたちから、文字通り驚きと称賛をもって迎えられました。

約一時間のプログラム、途中ギターを持ち替える間のほかは休憩なし。一切のMCをはさまず自分の音楽に完全に集中して繰り出される音楽。その力強さ、深さ、そして技術的な完成度の高さ。それぞれが非常な難曲ですが、時代的な様式感もしっかりと把握して表現しておられるところ、そこがまたクラシック愛好家にとっては嬉しいところではないでしょうか。

ご自身のギター、スペインの製作家パコ・サンチャゴ・マリンで前半のバッハ、ソル、パガニーニ、アセンシオなどを演奏されたあと、当店ストックから西田さんご自身が選定された エルナンデス・イ・アグアドとイグナシオ・フレタ・エ・イーホスを使ってファリャ、タレガなどを演奏。アグアド、フレタでの豊潤な響きを十全に引き出した演奏に会場からはため息が漏れるようでした。

ラストはリベラの舞曲で締め、そのデモーニッシュな空気を会場に余韻として残しながらプログラムを終えました。
会場のあちらこちらから「すごい!」の声が聞かれたのももっともなところ。またいつか当フロアで演奏して下さる事を約束して、会場をあとにされました。


当日はようやくの快晴。 なかなか外に出る事も出来なかった人たちで街は文字通りあふれかえりました。と、思ったら今日はまた午後から重たい雲が空を覆い始め、東京の連休はこんな感じで終ろうとしています。

私の怠慢な筆にも関わらず、ブログを楽しみにしていて下さっているというお客様から、最近店頭でよくお声をかけてくださいます。まったく嬉しい限りです!たまにこのブログに登場する私の妻にも「次の記事はいつなのか?ヨーロッパ出張記はどうした?」と言われておりますので、時間の許す限り頑張って更新してゆきたいと思います。

というわけで、また近いうちにいつかお会いしましょう。
最後にご来場いただきました皆様、そして西田武史さん、有り難うございました!










 昨年度バッハ国際ギターコンクール優勝の西田武史さん。

よっしーの裏庭にお越しの皆様、こんにちわ!吉田です。GWど真ん中、皆様いかがお過ごしでしょうか?って尋ねるのもはばかられるほどさえない天気が続いていますね。東京の空は今日も重たい雲で覆われています。でもそんな中、Dr.Sound クラシックフロアは今日も楽しく営業していますのでみなさまぜひ遊びに来てくださいね。

さて前回も少しお伝えさせて頂きましたが、いよいよ明日5/5(土・祝)17:00より 西田武史さんのインストアライブが開催されます。(西田さんの詳しいプロフィールについてはこちらをご覧ください)
http://www.kurosawagakki.com/sh_dr/event_20120505.html

今回のライブ、実は2010年より当フロアにてシリーズ展開しております「New Guitar Generation Series」の第6弾に
あたります。これは国内外のコンクール入賞者を中心に新進のギタリストを紹介してゆこうという趣旨で、ちなみに過去5回の出演者は、記念すべき第一回目が東京国際コンクール優勝直後の松田弦さん、そのあと木村祐さん、山田岳さん、黒田亮介さん、小暮浩史さんと林祥太郎さん、とまさに次世代を担っていくであろう方ばかり。もちろんみなさん素晴らしい演奏をそれぞれ聴かせてくれました。

となると今回の西田武史さんの演奏にも否が応にも期待が高まるというもの。曲目はバッハからソルなどの古典派を経てタルレガそして現代曲と、ギターファンにはなじみが深く充実した内容。それだけに演奏者の自信を感じるというものです。当日後半のプログラムではDr.Sound コレクションから西田さんご本人がセレクトした銘器を弾き比べるという、ギターファン注目の趣向もご用意しておりますのでぜひみなさまご興味がありましたらお越しくださいませ。

当日の予定プログラムは以下となっております(※変更になる場合がございます、ご了承ください)

BWV999よりプレリュード J.S.バッハ
BWV1006aよりプレリュード、ロンド風ガヴォット J.S.バッハ
ソナタop15-2 F.ソル
カプリス24番 N.パガニーニ
ドビュッシー賛歌 M.ファリャ
エンデチャとオレムス F.タレガ
アラビア風奇想曲 F.タレガ
アルハンブラの想い出 F.タレガ
内なる想い V.アセンシオ

どうでしょう。期待の俊秀によるVintageの響き、ゴールデンウィークの終盤にぜひ素敵なギターの音を楽しまれてみてはいかがでしょうか。

ご予約の方まだ受け付けております。お電話またはE-mail にてお申し込みください。
TEL 03-3233-2017
E-mail dr3@kurosawagakki.com 

それではまた。

吉田でした。







  マーチン・フォーゲル氏 1年振りの来日!

よっしーの裏庭にお越しの皆様、本当にご無沙汰しております!吉田です。いつも謝ってばかりですが、私のこのどうしようもない筆不精ぶり、なにとぞお許しください。

というわけで、こちらもまたずいぶん前の話題で恐縮ですが、去る 4/8(日)、待望のマーチン・フォーゲル氏インストアライブが開催されました。 開催3週間前に急に決定したにもかかわらず会場はほぼ満員。 日本での氏の人気の高さ、そしてまだ彼の演奏に触れたことのないギターファンの方々の期待の高さをうかがわせます。今回はドクターサウンドのコレクションから、マーティンさんが曲に応じてセレクトした楽器を弾き分けての演奏会という,ギターファン注目の内容でお送り致しました。

当日開演2時間前に会場入りし、それから一気に楽器をセレクト、それぞれ全くタイプの違う楽器をいきなり実演で弾き分けてゆくのは大変な作業だったはずですが… そこはさすが! 見事に楽器の特性と曲の興趣とを融合させた素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

当日のプログラムと使用楽器は

Heitor Villa-Lobos:                                                                                               
Prelude No.1 e minor
Prelude No.3 a minor
Prelude No.5 D major
パウリーノ・ベルナベ Concierto 松・ハカランダ 2011年新作
 
J.S. Bach:                                                                                                                
Adagio & Fuga BWV1001
ヘルマン・ハウザーⅡ世 セゴビアモデル 1973年  

Miguel Llobet:                                                                                                                          
3 Catalan Folksongs
Canco del Lladre
El Testament D'Amelia
El Noi de la Mare
イグナシオ・フレタ・エ・イーホス 1971年  

Augustin Barrios:                                                                                                  
Choro da Saudade
Vals No.3
Vals No.2
アンドレス・マリン 松・ローズウッド
 
Martin Fogel:                                                                                                                            
YoZakura (2005)
Tokyo Escape Sketch (2010) 

Encore
ノイマン 愛のワルツ
バリオス フリア・フロリダ

(自作曲とアンコールでは自身のギターを使用、ただ名前は教えてくれませんでした。アジアの製作家のもので、オーストラリアタイプの構造をもった音量豊かな楽器でした。)

ベルナベの艶やかな音色、ハウザーの透徹した響き、フレタの音圧の強さ、アンドレス・マリンの滋味、と同じギターがこれほどまでに異なる響きを持っていることに、来場されたお客様は驚かれたのではないでしょうか。そしてそのそれぞれの演奏の素晴らしさ!個人的にはバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタからのAdagioとFuga、そしてバリオスの演奏が印象的でした。バッハのAdagio ではまるでチェンバロの演奏をも思わせる旋律の流麗さと装飾音の処理が際立ち、Fuga では主題のメロディを徹底的にノンレガート処理する事によってフーガの構造を際立たせていました。それはなかなかギターでは聴かれることのなかったものだけに、新鮮で、かつバッハの音楽を十全に感じさせてくれるものでした。

そしてバリオス。アンドレス・マリンは、バリオスも使用していたこともあるギター。なんとパラグアイ紙幣にバリオスの肖像と一緒に印刷されている程の歴史的銘器なのです。その音色はいわゆるモダンな楽器では絶対に得ることのできない独特の味わいを持っており、普段の演奏で聴かれる颯爽たる音楽とは別の、優しく素朴な佇まいをしたバリオスの姿が目に浮かぶようでした。

さらに注目すべきがマーティンさん自作の2曲。「ジミ・ヘンドリックスが夜桜を見て曲にしたとしたら」、というちょっとサイケなニュアンスも取りいれたバラードのYoZakura、スティーブ・ライヒ的ニュアンスをギターで具現化したTokyo Escape Sketch。特に後者は曲自体も洒落た味わいがあり、旋律のところどころで挿入されるハーモニクスが、ちょうどスティーブ・ライヒの名曲「18人の演奏家のための音楽」の中で効果的に奏でられるヴィブラフォン(だったと思う)を連想させ、あの圧倒的な音楽に匹敵するとは言わないまでも、軽快に疾走する感じがいかにも大都会からのEscape というイメージにぴったりで、僕は大好きな曲ですね。ぜひ楽譜を出版してほしいものです。

アンコールのノイマンの「愛のワルツ」はもはや自家薬籠中といってよい見事な演奏で、この曲のロマンティシズムをたっぷりと味わわせてくました。 こういう曲、この方は本当に上手いです。

日本に来る前に「満開の桜が見れるかな」と仰っていたマーティンさん、今年は見事にはまりましたね!来日初日に中目黒で観桜に興じたそうです。でもマーティンさん、日本を離れて2年でずいぶん日本語を忘れてしまわれました。でも
当日来場された方たちの間でも評判になった、その人柄の良さとフォトジェニックな演奏姿は相変わらずで、なんとも懐かしい気持ちになりました。

また日本に戻ってきてくれる約束をして、この日はお別れをしました。今頃は再びロンドンでしょうか。
マーティン・フォーゲルさん、今年も有り難うございました。


というわけで次回イベントのご連絡です。
来週5/5(土・祝) 17:00より 久々のNew Guitar Genaration シリーズ第6弾!
「西田武史 インストアライブ」を開催致します。昨年バッハ国際コンクール第1位入賞の俊秀、注目の演奏、ぜひお聴き逃しなく。ご予約はメールまたはお電話にて承っております。
http://www.kurosawagakki.com/sh_dr/event_20120505.html


それではまた。

吉田でした。







よっし~の裏庭をご覧の皆様、ご無沙汰しております。小林です。
4月に入りまして急激に忙しくなり、ブログの更新が不規則になってしまっており
大変申し訳御座いません。

春らしくなってきたなと思えば荒天になってしまったり、雨が続いたりと温度変化が
激しい日々が続いておりますのでくれぐれも体調には気を付けて下さい。

本日は、お花見するには最高の天気となりましたので最後のお花見を楽しんで下さい。
散りゆく桜を見届けてやって下さい。


DSCF1493.jpg

大好評に付き春のフェア『Bossa Fair』を4/30まで延長致します!

Bossa(降起) Nova(新しい)つまり、『新しい感覚』

素敵な言葉ですよね。

素敵なのは言葉だけでなく、ボサノヴァ音楽も素敵です。



Bossa Novaを演奏してみたいけど、どんな楽器を選べばいいの?
という方が多いのでここでBossa Nova音楽に特にオススメな楽器を2本ご紹介致します。

la_rosa_info.jpg
こちらの楽器は、La Rosa(ばら)というモデルで限定10本限定生産となっております。

小振りで抱えやすく、弦長も640mmと短いので長時間の練習でもストレスを

感じ難くしてくれます。

音量もこの小ささからは想像も出来ない程に豊なサウンドを持っています。



el_girasol_info.jpg
こちらは、El Girasol(ひまわり)というモデルになります。

こちらもLa Rossa同様、小振りになっております。

セラック塗装という薄いフィニッシュになっているので

立ち上がりが速く、滑らかなサウンドが特徴です。

この価格でこの仕様はかなりお買い得です!


ご紹介致しました2本の楽器は、Bossa Novaを演奏するのに持って来いのギターとなっております。

あと僅かとなっておりますので気になった方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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先日、よっし~の裏庭でこちらの音源を中心としたライブが

行われ大変好評でした。

偶然にもご紹介させて頂いた楽器と同タイトルですが、

楽器との関係は全くありません。

こちらのCDも併せて一緒に聴いてみて下さい!

フラメンコフェアも延長致します!

ご来店お待ちしております。

それではまた。

by コバヤシ
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クロサワ楽器Dr.Sound 3F クラシックギターフロアは「本場スペイン産から、国産、ドイツ、フランス、オーストラリアなど内外の手工品から入門用まで世界各地の優れたクラシックギター、フラメンコギターを国内最大級の品揃えでお客様をおもてなし致します。初心者のお客様も大歓迎!レッスンも行っておりますのでクラシックギターに関する事はすべて当店にお任せ下さい!!
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